上の写真は、「点火はするがすぐに消えてしまう。」ということで、ショップでお預かりした4/83製コールマン400。
俗に「茶ピーク」と呼ばれる、コールマンの名機です。
燃料バルブとは別に火力調整専用レバーがあり、微妙な火加減が可能なことから未だ根強い人気を誇っています。
不具合の原因はフューエルチューブに堆積した緑青

上の写真は取り外した燃料バルブアセンブリー。
うまく燃焼しないコールマンは、まず分解洗浄が修理の基本です。
拡大して見ると、フューエルチューブに緑青が堆積しているのがわかるでしょうか。

フューエルチューブに堆積した緑青が燃料の吸い上げの障害になっている可能性が高いです。
フューエルチューブの洗浄はパーツクリーナーを使い、外部だけでなくインナーチューブとアウターチューブの隙間も洗浄します。
合わせて交換したいバルブコア

上の写真はフューエルチューブに装着されているバルブコア。
燃料タンクからの混合気をON/OFFする重要な部品です。
工場出荷時から一度も交換していないオールドコールマンであれば、バルブコアのシール部は劣化していると考えた方がいいでしょう。
この個体に装着されていたバルブコアのシール部をよく見ると、下の写真のようにやはり一部が欠けています。

バルブコアの適正な締め付けトルクについては、以下の記事をご覧いただければと思います。
新品のバルブコアを組付けます。


ジェネレーター超音波洗浄

ジェネレーターにも詰まりがあるということでしたので、超音波洗浄を施工しました。
超音波洗浄はタールで燃料がまったく通らないほど汚れたジェネレーターでも、復活した事例があります。

修理完了品の燃焼確認動画
うまく燃焼しないストーブ等ありましたら、ご相談いただければと思います。
